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合格率で比べる選び方について

社労士の学校に入るとき、その学校ではどれくらいの合格者が出ているのか、合格率がどれくらいなのかが気になるのは当たり前でしょう。
ここでは、なかなか知ることができない社労士の学校の合格率を検証してみたいと思います。

前のほうのページで紹介してきた社労士の学校を例にあげますと、たとえば大原の合格率ですが肝心の合格率は公表されていないようです。ただし、平成23年度は396名の合格者を大原は輩出したということですね。いっぽうで、TACでは595名となっています。
毎年数千名しかいない社労士試験の合格者ですから、これらの数字はかなりのものでしょう。

ただし合格率についてははっきりとしません。これは学校の事情もあるため難しいもので、学校ではいくつもの講義を開講していますし、中には単発的な講義もあります(つまり、他の勉強方法と併用していた合格者も毎年いるのです)。どの講義からどれくらいの合格者が出ているのかを正確に把握することはそう簡単ではないのです。

それでも合格率は何とかして知りたいものですが、ハローワークの教育訓練給付金の対象になっている場合は、そこから調べることもできます。
ただし、これも受講人数が毎回まちまちですし、まったく同じ学校のまったく同じ講座でも1年違うだけで合格率がだいぶ変わってしまうことになりますから頼りすぎるわけにはいかないデータです。
それでも、一部のデータを見てみましょうか。TACの「社会保険労務士入門速修本科生」では、平成23年度の教育訓練給付金制度利用者の合格率は7.3%でした。
いっぽう、LECの「社労士スピード総合Aコース通学+(Web+音声DL)」では10.3%です。

これを見ると、すごく合格率が低く見えるでしょうか。しかしもともと、毎年の合格率が10%未満なのが社労士試験です(平成23年度は、たったの「7.2%」でした)。10%を超えるか超えないか、という数字でも合格率は悪い数字ではないのです。
そして、例に取り上げた2種類の講座も、毎年同じような合格率なのではなく、もっと低いことも珍しくないようです。

ここまで書いただけでも何となくわかってくるでしょうか? 社労士の学校を、合格率を調べて選ぼうとすることはあまりおすすめできることではありません。
社労士の学校は優良校であればあるほど、受講者も増えますし講座の数も増えます。
レベルの違う受講者が多く、講座のレベルも違う以上、合格率を調べ上げてもあまり参考にはならないのです(優良校ですら、不合格になる受講者のほうがずっと多いことも無視できない事実でしょう)。

★ただし、コースの種類が多くない場合、たとえば学校ではなく通信講座専門のところの場合はかなり正確な合格者と合格率を安定して算出できる例もありますね。
フォーサイトの場合、全国平均1.50倍の合格率を達成しました(平成23年度なら10.8%になります)が、こういった場合は何種類ものコースを併せ持つ学校よりも信頼のおける合格率だといえます。

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